これってFX詐欺!?返金してもらうにはどうすればいいの?
- 2022.06.21
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最近話題の投資方法「FX」、少ない投資金額でも大量に稼ぐことができると人気が高まっています。
しかし、新しいゆえにそれを利用した詐欺も多い投資方法でもあります。
もし、あなたがFX詐欺に遭い、その損害を返金してもらうにはどうすれば良いかをまとめてみました。
Contents
これって詐欺なの!?返金できないのにも理由あり
外国為替をしているのに自分の口座に儲けた利益が入って来ない、返金に応じてもらえないのは詐欺を疑ったほうがよいのですが、全部が全部そうというわけではありません。
詐欺と断定する前に下記の内容に目を通してみましょう。
1、規約を違反しているかどうか
FXを行うには当然FX業者を通じて取引することが一般的です。
そしてFX業者ごとにそれぞれ違った規約が存在します。
例を挙げると多くの業者はスキャルピングトレード(数秒・数分単位の短時間トレード)を禁止しており、違反した場合は返金に応じないという厳しいリスクがあると明記しています。
そうとは知らずに規約違反し、返金されないと詐欺だと誤認してしまうケースがあるので、決めつける前に規約を確認しましょう。
2、海外のFX業者は返金が遅い場合も
海外のFX業者を通じて取引している場合、国内のFX業者と比べると返金が遅くなる傾向があります。これは決してサービスの良し悪しではなく、海外ゆえの原因です。
例えば、海外の業者はマネーロンダリングに対して厳しく対策しており、ファイナンス・コンプライアンス部門で二重の審査をしています。
その処理が済んでから返金の準備が始まるため時間がかかります。
更にクレジットカードで入金をしていた場合、ルールとしてクレジットカードに返金しなければなりません。そしてクレジットカードに返金というのは引き落とし口座に直接返金するのではなく、買い物をキャンセルするという形で疑似的にお金が戻ってくる形をとっています。
このように海外FX業者に対してクレジットカードで入金すると、作業工程が多くなり、返金されるのが1カ月ほどかかる場合があります。
返金が遅いからと言って詐欺とは言い切れないのです。
本当の詐欺に遭ったら返金してもらえる?
上の内容のように詐欺と誤解するケースもありますが、実際に詐欺にあったならどうすれば返金されるのか?その方法を紹介します。
1、振り込め詐欺救済法を利用する
これは詐欺に使用された口座のお金を被害者の支払いに使うといった決まりで、振り込め詐欺等の被害にあった方の為の法律となっています。
FX詐欺も偽の取引所に入金させられたという点からこの法律が適用されます。
前提条件として詐欺紙の口座が凍結していることが必須なので、詐欺とわかったら利用している銀行に相談しましょう。
また警察に被害届を出していることもこの法律では重要なため、警察にも行きましょう。
2、クレジットカードのチャージバックを利用する
クレジットカードで入金していた場合、この入金は不正利用だとカード会社に申告することで、決算を取り消すことが可能となります。
ただし不正かどうかはあくまでカード会社が判断するため、返金に応じられない場合もあります。詐欺師側との連絡履歴や音声など証拠を用意しときましょう。
3、少額訴訟を利用する
少額訴訟とは被害額が60万以下の場合に行うことが出来る簡易的な裁判です。
相手の住所が分かっているという条件がありますが、法廷の場で白黒つけることが可能です。
裁判自体も1回のみのため、手間も思っている以上にはかかりません。
4、弁護士を利用する
返金を目的とした依頼を出すことで法的な手段で解決に乗り出してくれます。
お金のほうはかかりますが、返金率は高いため、早めのうちに相談することがおすすめです。
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